妻のおじいさんのお見舞いにいってきたんですよね(;^_^A
もう寝た切りで、意識も朦朧でした。
すぐに死ぬとかではないそうなんですが・・
なんかものすごい考えさせられました。
フロアの9割以上が同じような人たち
家で介護が大変になって、でもすぐにどうのというわけではない人たちが集まっている病院&介護施設みたいなところでした。
(これからの日本社会を象徴しているようなところですね(;^_^A)
口開けて、じーっと寝たままなんですよね。
おじいさんは90歳だそうですが、リハビリをすることももうなく、
という感じだそうで・・・
時間があったんで、一人でフロアをうろうろしていたんですが
部屋の外から中が見えるところは大体の人が同じ感じ。
ベッドに横たわり、口開けて寝ているという感じでした。
フロアで普通に話をしているような人はいなかったですね~(一人だけ車いすで窓の外をずっと見ているおばあさんがいましたが)
「彼ら彼女たちはもう年だから」
って私たちは思いますが、
本人は
「もっと動きたい」
って思っているかもしれませんね。(というか思ってるやろ)
で、そのような場所にいて、
ふと
普通に体が動いて、頭も完璧に働く今の若い状態の自分がものすごい貴重であると感じたとともに、飲酒時代の愚かさを痛感していたんですよ。
あえて毒入れて、思考停止させて、体も動けなくさせて・・・
あのような場所に行くと、本当に勉強になります。
妻のおじいさんはほとんどしゃべれません(私は何を言っているか聞き取れない)が、その気持ちは無言でも伝わってきます。
「若いうちに好きなことやっときな」
って。
(まあ、ほんとは義母がおじいちゃんがそう言ってたよって言ってたんですが(笑))
私にとって、その好きなことは飲酒でしたが、その果てが結局寝て、思考停止している状態にさせているだけだった。
本当に自分の体が動かなくなってきたとき、後悔するんだろうな~
と改めて思いました。
自分の好きなことで、自分の体と心を崩壊させて、何もできないようになる人生・・・
酒が好きだったという事実が私にはあるだけに、想像すると本当に辛い人生になるところでした。
何重にも渡って私たちを苦しめる可能性の高い酒・アルコール。
今、酒飲んで楽しくないのに、そのまま続けると
結構な確率で、
もう体が動かなくなってきたとき、
思い切り人生を後悔しそうです。