酒で疲れをとる
って感じで思っている日本人は多いと思います。
事実、私とて一日の疲れの癒しとしてビールを愛飲していましたが、飲めば飲むほど疲れはとれないっていう事実、ご存じですか?
酒と疲れと肝臓と
疲れとか疲労ってどこから?
結論から言うと
慢性疲労の原因は肝臓が疲労していること
ということが言えるそうです。
肝臓には心臓から送られる約25パーセントもの血液調節機能があるようで、そこから全体に血液をだしているのですよ。
医学的なことはお医者さんに任せるとして、
簡単に言うと、
肝臓が疲労して血液の循環がにぶり、体の隅々まで回復しない
って感じでしょうか。
当然、あなたもご存じのように、
アルコールは肝臓に多大な負担をかけます。
肝臓の大きな役割の一つとして
解毒作用
があるのですね。
肝臓は体の疲労回復よりも先に解毒を行うのです。
当然解毒しなければならないものは・・・
あなた(過去の私)の大好物の酒です!!!
これ、本当に怖いことをしているなって思いませんか?
常々、日本では少量の酒は体に良いとされてきました。(どうやらそれも完全にウソだったという報告が世界中でされていますが、なぜか日本ではまだそんなに浸透していません)
血流をよくして、ストレスを解消する
ってな触れ込みなのですが、
百歩千歩譲って仮にそうだとしても、
あなたの飲酒、適量ですか?
って話なんですね。
私も酒飲み時代は、むしろこの飲料が魔法の薬かのように感じて飲んでいました。
ですので、適量なわけないですよね(;^ω^)
飲めば飲むほど拍車がかかり、いつの間にか考えられない量に増えてしまう。
これ、毎日ですよね。
普通に考えたらおかしいことなのですよ。
飲んで、食べて、はきませんでしょ?
普通の食べ物や飲みものの時は、
=おなかがいっぱいだよ=
っていうセンサーがついているじゃないですか。
でも、酒飲んだらそのセンサーさえもばかになってします。
いつもいつも酒飲んで吐くのって、別に食べ過ぎではないですよね?
飲み過ぎっていうのも物理的に腹がいっぱいになるからじゃないですよね?
毒盛ってるんですよ。
毒もって疲れが取れるわけない
ようするに結局毒素なんですよね。
直で肝臓に行って分解するんだから、もろに毒です。
毒もっていいことあるわけないんですよ。
酒飲み過ぎて吐いてしまうってどんな感じかわかりますか?
毒が体に注入されて、肝臓が分解を頑張って、でもそれでも分解が間に合わないから、吐いてなんとか調整しようとしてくれているんですよね。
涙ぐましい努力ですよ。自分の体。
それが迎え酒とか言って、せっかく出した毒素アルコールをまたわざわざ接種するんですもん(;^ω^)
私も体に対して無茶苦茶してました・・・
そんなんで24時間365日肝臓を酷使して、疲れなんてとれるわけないですよね。
酒が疲れを取るという常識。
その観念も数年後(おそらく5年以内)には事実が認識され、過去のものになっているのではないでしょうか。
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