酒に呑まれる人生を送っていると、
大概同じような流れで推移していくようです。
酒と出会った楽しい期間
もちろん人によりますが、アル中の先輩方(平均50代男性)の話を聞いていると、
30歳前後から酒飲み体質が出来上がってきたのだそうで・・・
もともと飲める口だったというのもあるでしょうが、
いわゆる当時の時代の風潮で
=酒を飲むのも仕事の一つ=
的な感じでどんどん蝕まれていったのだそうです。
ある先輩の衝撃的な言葉がずっと脳裏に焼き付いているんですよ・・・
「小太郎君。33歳でやめたの?俺なんてそのくらいからたっぷり飲み始めたのに・・・この20年、ほんとに無駄だったな~~~」
色々な問題を起こしだす期間
楽しい期間を過ぎると、問題を起こしだすみたいなんですよね(^_^;)
以前までこんなに酔うことはなかったのに、今回は乱れてしまった、
とか
前日のことをおぼえていない
とか
ケガをしているぞ
とか・・・
とにかくこれまでとは違う出来事が少しずつ起こり始めてきます。(先輩方は40代前半くらいかな)と言われてましたが・・・
体力的にもずっと若いままで飲んでいるのに、明らかに鈍ってきている自分がいる。でも、そんなことには関心を向けず、ひたすら飲み続ける。
シャレにならない出来事がぽつぽつでてくる
で、その期間を過ぎると、
起きたら周りの人が総スカン
とか
骨折する
とか
逮捕されていないけれど警察沙汰
とか・・・
結構シャレにならないレベルが増えてくるみたいですね・・・
で、
ここで気づけばなんとかなるんですよ。
普通に?飲んでいる人はそんなこと起こってないんですよね?
なぜか自分の周りだけそんなことが起こり始めてきていますよね??
それ、ただ単に酒量がシャレにならなくなっているからなんですが(;^ω^)
人生において結構重大な事態に陥る
で、それでも飲み続けていると、
取り返しのつかないレベルの出来事が起こってきます。
逮捕される
とか
暴行する
とか
失職する
とか・・・
重大事態に巻き込まれて、
もう絶対に飲むまい
と誓いたてるんですよね(^_^;)
でも、一杯くらいなら、とまた溺れていくんです・・・・・
死ぬ
で、ここまでくると、もう死を待つのみです・・・
死を意識したアル中の先輩なんかは、
「酒飲んでて吐いたら血が出てきたよ。大動脈○○とかいう病気みたい。それでも飲むんだよ?居酒屋から救急車直行だよ」
って言ってましたよ(^_^;)
その時、
=酒、全然楽しくないんですって=
=なんで飲んでいるのか自分でもよく分からないんですって=
せめて楽しく飲んで死ぬのなら本望ですがね・・・
自分で勉強した内容や、実際に聞いた話を絡めてみました。詳細は人によって違うでしょうが、大まかにはこのような道をたどっていくようです。
進行がまだ初期の段階でやめてしまうのが一番楽なのは言わずもがなです。あなたは今どの段階ですか???
取り返しのつかない状態になる前に、引き返す方が賢明だと思いますよ・・・
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