禁酒・断酒は永遠に継続しますが、ある程度安定してくると
「もう飲めるんではないか」
という気持ちになる人が多いようで(^_^;)
(私はなりませんが)
そう感じて、飲んでしまうと100%元通り、もしくはそれ以上ののんべえになってしまうことは確定みたいなんですが・・・
どうしてそんなことが起こってしまうのでしょうかね(^_^;)
禁酒・断酒したのにスリップ? 勉強しましょう
あなたにとって禁酒・断酒をするということは人生の中で相当の決断だったはずなんです。
ヘタをすれば生きてきた中でベスト3に入るくらいに決断(と感じる)でしょう。
で、がんばって、努力して、とりあえず禁酒・断酒が安定した来た時にまた飲みたいと思う。
もっと言えば、
=飲みたい=
というより
=飲んでも大丈夫なんじゃないか?=
と思う。
あの頃ののんべえの自分ではない。もう酒はコントロールできる!と思うんですね(;^ω^)
で、飲んでしまうことを業界用語で
「スリップ」
といいます。
これは酒に対する意識が変わっていない、まあ辛辣な言い方をすれば
勉強不足
ということに尽きるんですよ・・・
私自身、酒飲み時代、
=酒は飲み過ぎなければ体にもいいし、コミュニケーションも円滑にしてくれるし最高だ=
と思っていました。
でも、禁酒・断酒して、勉強して(禁酒・断酒が苦しい時もあったから)
それが嘘だということが分かりました。
でもやめた当初は、
「酒が100%悪」と言うなんて、
酒やめてまだ気持ちが残っている人たちの負け惜しみ、強がり的な感じでとらえていたんですよ。
どうせ飲みたいのに飲めないから
=酒は100%体に悪い=
とか言っているんだろ、と・・・・・・
でも、本当の研究結果をみれば一目瞭然なんですよね(^_^;)
酒が100%悪なんですよ・・・
強がってないんです・・・・・・・・
世の風潮というのは怖いものです。
例えばタバコ。
一昔前、結構な人が吸っていたというイメージがありますが、昭和40年代など男性で言えば喫煙率80%を超えていたんですよ・・・
80%と言えば、もう吸うのが当たり前みたいな感覚になってしまいますよね。
それが、今どうですか?
私も以前タバコ吸っていたんで、吸っている人の気持ちも分かるつもりです。
「非喫煙者さん。そんなにタバコを嫌わなくてもいいじゃない」
って思いますよ(^_^;)
嫌われすぎですよ(笑)
で、その世論に同調するかのように
H29年の喫煙率は
男性28.2%
女性 9.0%
となっています。
男性、8割以上吸っていたタバコが今や2割以下ですよ(^_^;)
(女性は概ね15パーセントほどで推移してきている)
私の小、中学生時代、(1990年代)
まだぎりぎり
「タバコはかっこいい」
みたいな感じがありました。
ドラマ、テレビでもスパスパすってましたもんね(^_^;)
でも、今そうじゃなくなりましたでしょ?
何でですか?
タバコは身体に悪いよってめちゃめちゃニュースでしていますよね(^_^;)タバコのパッケージにも書いていますよね。
しかも、値段どんどんあがってますよね・・・
で、これと全く同じこと。
酒にもきますから。(というかきてますが)
つまり、酒=よいもの
とまだあるイメージが
酒=悪いもの
というイメージになっていく日も近いということ。
そうなれば、日本人はすぐにそのような風潮に左右されますから、酒を飲まない状態がスタンダートになってきます。
であれば、今から禁酒・断酒をしていた方が賢明なのはいうまでもないんですよね。
禁酒・断酒ができている状態で、尚且つ酒に対する規制やアルコールの真実を勉強したあとで、
なぜ
=もう酒飲んでも大丈夫だ。飲もう=
となるのか理解できないんですよ(^_^;)
禁酒・断酒してわかる 酒はよくないよ
禁酒・断酒して、酒と距離を置いたら分かるんです。
頭と体で分かるんです。
=マジで酒、良いところないよ=
と。
一ミリでも、酒に良いところがあるかも、と思ったりするから
スリップ(禁酒・断酒者が再び酒を飲むこと)
するんです。
無いんですよ。いいところ・・・
テレビ、ラジオしか情報源が無かった時代なら、マスコミの情報に踊らされて、
酒飲まなきゃやってられん的風潮は仕方無かったです。
でも、今2020年も近づいてきている時代ですよ。調べればあなたのスマホで一発で出てくるじゃないですか。
酒についての情報がわんさか♪
その一つの証拠に、よく言われている若者の酒離れ。
彼らに関しては酒の体への害と悪とかよりも
=酒に使っているお金と時間がもったいない=
という論理だと思いますが・・・
そういう時代なんですよ(;^ω^)
だから、スリップしてしまいそうな人。もっともっと勉強してください。せっかくやめられた酒の世界にわざわざまた足を突っ込む必要ないですよ~~~~!
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