酒をやめようと思った時、
それが自分の人生の半数以上の価値を占めていると思い込んでいたので、最初はあり得ないという心境でした。
しかし、私には決定的に大きなやめる2つの理由があったのですよ。
①俺らしくなくなった
酒、めちゃくちゃ好きだったんですよ。もう愛していたんですね。(多分あなたも)
ですので、酒がまず一番にあって、そのあと行動や言動、思考が生まれてくるといった生活になっていました。
自分なりにはその酒が大好きだし添い遂げようとしていたんで、尊崇の念すらもっていたんですね。酒に(笑)
で、その恭しい酒を嗜んでいる俺はカッコいい
って思ってたんですよ(おめでたいやつです(笑))
ところが私が最後に飲酒した日、記憶がなくなっちゃったんですよね(;^ω^)
これまでの私は、記憶が無くなることはなく、喧嘩したとしても一部始終(少なくとも本人は思っている)覚えていたはずなんです。
それが、すっかり忘れていた・・・・・
でも、胸糞の悪さは思い切り翌朝に残っているんです。
「あ、これはあかんな」
って思いましたよ。
まあなんか酒の神様がいたとしたらお告げ的なやつだったのかもしれませんが、
「もう、お前酒飲まんくてえーよ」
ってな感じが降りてきたんですね。
自分らしくなくなった瞬間だったんですよ。愛する酒とコラボする自分の姿がね。
②機会損失、未来の損失からの退却
で、二つ目。
まず日本人の多くのみなさんに言われていることなんですが、
考えないんですよ!
思考していないんです。
ちょっと私の公務員(教員)やめた話にとびます。
今の時代がこうなってきているから、このようなビジネスが流行ってきて云々・・・
ってのを考えて私公務員やめたんですが、
ぶっちゃけ先生めちゃくちゃ楽しかったんですよ。
卒業生たちも先生生徒の関係から人生のツレみたいな感じになってきていますしね♪
逆に、本当は先生をやめたい
って思いながら働いている人たくさんいますよ。
皮肉なもんです。
めちゃめちゃ楽しんでいた私が教職の仕事をあとにし、嫌嫌やっている先生たちが今日もまたいやいや子どもたちと接している。
読まれているあなたもご自身の体験および保護者なら分かるかもしれません。
明らかに
この先生やる気ないな
とか
子どものこと好きじゃないんだろうな
って先生いるでしょ?
ハッキリいって子どもたちからすれば迷惑にもほどがあるんですが、これは私の友人(会社員)にも言えること。
嫌ことをいやいやする時代ではないのですよ!
そんなわけないじゃないか~
っていう友人もたまにいますが、論理的に考えると分かるんですね。
今の世の中見渡してみてください。
お金稼ごうと思ったらいくらでも手法なんてありますよ。
自分の好きなことを突き詰めていけばお金になるんです。
ネットがあるからね・・・(詳細はまた機会があれば(〃艸〃)ムフッ)
で、
以前も書いたように私臆病なんですよ。(というか、私の年代で仕事やめて自分で動き出している人みんなそうだと思う。)
臆病だから、頭使って来る未来のためにせっせと準備しているんですね。
脳には大きくわけて3つの脳があります。
それぞれ、思考脳、感情脳、生命脳
に分かれるんですけど、
前頭前野というせっかく人間だけが持つ、思考・論理脳を使ってないんですよ。
多くの人がね・・・
感情脳(大脳辺縁系)だけで動いているんですね。
だから先の例で言えば、教職というのが嫌な元同僚が今日も仕事に行く理由は、
みんないやいや働いているから、そういうものだから
っていうふうに感情だけで終わらして、考えようとしないんです!
話はそれましたが(笑)
私、これと同じことを(思考する)飲酒行為にもしたんですよ。
論理脳(前頭前野ってとこ)で思い切り考えたんです。
・近未来俺には酒が必要なのか
・このまま酒を飲むことのメリットデメリットは
・・・・・・・
みたいなことを考察した結果、
=酒をやめたほうがどう考えても自分の人生にとってメリットしかない=
ってなったんです。
一度あなたも論理脳で考えてみるんです。
酒をやめられない原因が、
あなたが薬効成分に依存しているということ以外の部分が大多数を占めている可能性があります。
日本人の大好きな
=みんなが飲んでいるから、酒はいいものだから=
っていう像に支配されているだけの可能性が極めて高い。
もし、日本が嫌酒大国になったとしたら(今のタバコみたいな感じ)
あなたは今より酒やめやすい感じになりそうじゃないですか?
その時点で、周りに左右されているんですよ。
(嫌酒の風潮になろうがならまいがっていうのならわかりますが、多くの人が今よりやめやすくなるはずなんです)
その時点で論理的に考えられていないんです。
周りに、感情に流されてしまっているんですね。
論理的に考えることができると、酒の無駄さに気づいてきますよ♪