禁酒・断酒の勉強をした方がいいんですか?
という質問をたまに受けます。
結論から言いますと、
=酒の真実を勉強することが、禁酒・断酒の成功に直結する=
という感じです。
禁酒・断酒に無くてはならない酒の知識
禁酒・断酒が安定している人ってスゴイ!
って思いますよね!?
なんてすさまじい精神力なんだ、と思ってしまいます。
私もそうでした(^_^;)
でもね・・・
禁酒・断酒を進めていくと、どうやらそうでもないということが分かってきたんですよ。
元アル中でしっかりと禁酒・断酒できている方たちの意見を聞いたところ、
どうやら彼らは、そしてもちろん私も含めて
=論理的に禁酒・断酒している=
というところにいきつくんです。
分かりますか?論理性。
禁酒・断酒が、
飲みたい大好きなものをやめているという状態ではなく、
実に理に適っている行動である
ということを腑におとすんですよ。
人間は理に適う行動をしようとします。敢えて損なことをしようとはしません。
例えば、全く同じ商品、サービスで値段が違えば、安い方を買いますよね?
自然な流れです・・・・・・・
それと全く同じことが禁酒・断酒にも言えるんです。
禁酒・断酒すると単純に得すぎるんですよ。
というか、
酒を飲むという行為が損以外のなにものでもないんですよね。
でも多くの日本人は酒に対して、いいことがあるというような刷り込みがあります。
それは幼少の頃から、
結婚式、お葬式、誕生日をはじめとするまつりごとで、大人がひたすら飲んでいる姿を見ているからなんですよね。
だから、
自分も大人になったら酒を飲むものなんだ
という意識が芽生えるんですよ。
これ、完全に洗脳なんですよね。
酒=良いものである
という認識を幼少期に植え付けているんですよ。
そんなことがあるので、
=禁酒・断酒がすさまじく辛い=
という感覚に陥ってしまっているんです。
で、酒の知識、アルコールの知識を入れていくと、
=いかに自分たちが騙されていたか=
ということに気付きます。
禁酒・断酒者で読んだことが無い人はいないと言われている
「禁酒セラピー」
禁酒セラピー 読むだけで絶対やめられる (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R) [ アレン・カー ]
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そこに有名な一文があるんですよ。
「酒にメリットは一つもないんです。いいですか?一つもメリットがないんです」
これを初めて読んだとき、
「何を言っているんだ。この著者は!?」
と思っていましたよ(^_^;)
酒飲んでいる人、そして禁酒・断酒を志した人全員思いますよね・・・
「メリットゼロ?それはいくらなんでもいいすぎなんじゃない?楽しい気持ちになるとかメリットあるでしょ」
と。
でも、酒の真実を知れば知るほど、その通りだったんです。
酒のメリット。少ないどころか
ゼロなんです!!!
どうしてわかったかというと、
それは私が勉強したから。
酒の勉強というと、アルコールの薬効成分とかそういったものを思い起こす方もおられるでしょうし、それも間違いではないのですが、もっと全体的なものも含めてのことなのです。
なぜ、毎日毎日飲酒に絡む事件事故がこれだけ起こっているのに、酒のCMをガンガン流したり、芸能人が酒を飲みながら話している番組をしたりしているのか・・・。
どれだけ酒で悲しいことが起こっても
=酒やめたらいーんじゃないですか?=
という世論にならないでしょ???
おかしいんですよ。してやられているんですよ(^_^;)
で、実際に酒を飲め飲めとあおっている支配者階級と言われている人が酒を飲まなかったり、というからくりや事実がどんどんでてくるんです。
そんなこと、考えたこともないですよね。
ちょっと話題はそれますが、
スマホゲームをやらない人でも聞いたことがありそうな
モンスター〇〇
というゲームを作って巨万の富を得た人がこう語っているんですよね。
「私はゲームは絶対にやりません。正直時間の無駄以外のなにものでもないです」と。
これと、酒。似たような構図になっているんですよ(^_^;)
禁酒・断酒の姿が当たり前
このような内情、そして酒の真実をお伝えする一環として、このブログも書いているんですよ。
だから、禁酒・断酒に成功した元大酒飲みが必ず口にする
「禁酒・断酒しない理由が分からない」
ということ。
今ならものすごく腑に落ちます。
だって、マイナス要因しかないですもん。飲酒。
損なことしかないですもん。飲酒。
勉強すればするほど、さらに飲む気どころか、飲料として見なくなっていきます。
この記事を読んで、
「この著者は強がりを言っているんだな」
と思うあなた。
そうでしょうね(笑)私もそう思っていましたから。
どうぞそう思いながら、酒の勉強だけ少しづつしておいて、ちょっとしんどいながらも禁酒・断酒を続けてください。
そして、数か月から一年後。
「やっぱり言っていた通りでした」
と、心底実感される日がきます!
お楽しみに!