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禁酒・断酒して後悔する人はいない!

禁酒・断酒する前、もしくは始めたばかりの時、

「酒とさようならするなんて・・・」

と、思いますよね(^_^;)

私もやっぱり多少ありましたもん。

「本当に俺が酒をやめるのか」的な悲壮感が。

そんな中、アル中の先輩方が

「禁酒・断酒している人で後悔している人はいない」

という名言を言われているんですが、これ、マジですよ(>_<)

後悔?禁酒・断酒すればするほど消えていくよ

禁酒・断酒初期の頃は、確かに思うんです。

「うわ、酒やめてしまった」

とか

「なんか物足りないな」

とか・・・・・

まあ、今から考えたら当たり前の話ですよね(^_^;)だって、若輩者の私ですら十数年、人によっては数十年毎日毎日飲んで、頭をバグらせてたんで、それが急に無くなるなんてありえないことと感じてしまいますよ。

でも、逆に言えば、

それだけのことだったんですよ。

つまり習慣化していただけで、その習慣を別のものに置き換えることができればなんてことない。禁酒・断酒が慣れてくる、酒の無い生活の方に習慣がシフトしていくという感じですかね。

人間て何でも慣れるまでは違和感あるんですよ。

あなたが今の職場に初めて行った時のことを思い出してください。違和感満載でしたでしょ!?

どことなく緊張して、全部が新鮮で、前の職場の方が居心地が良いと感じることもあるかもしれない。

何でかというと・・・

慣れてないだけですよね(^_^;)

1週間もすれば慣れますよね。新たな職場・・・

で、これは禁酒・断酒にも全く同じことが言えるんです。(他のものと違うのはアルコールというドラッグを体に入れているので、それが抜けるまで他よりは慣れるまで時間がかかるだけ)

要は慣れなんですよ。人間はどんな状況にも慣れるようにできているんです。一日一日重ねていくと、とにかく慣れるんです。当たり前になるんですよ。

それが分かりだすのが、酒に関しては半年を過ぎたあたりかな・・・(私は!)

禁酒・断酒の先輩方は概ね一年と言われています。

「とにかく一年間、くらいついてでもいいから禁酒・断酒してごらん」

とアル中界(どんな界やねん(笑))では言われています。(^_^;)

でも、

「それができないから困ってるんだよ~」

という魂の叫びが聞こえてきそうですね(^_^;)

で、やっぱりそれができない大きな理由として、

=禁酒・断酒した先が見えない=(ような気がする)

ということが大きいと思うんですよ(^_^;)

「成功した人はそうかもしれないが、自分は違うんだ」

と思ってしまうんですね。

禁酒・断酒をして後悔している人はいない

この名言を、全禁酒・断酒者が残しているにも関わらず、

=自分は違う=

とか

=強がっているだけだ=

と思ってしまう。

自意識過剰なんですよね(笑)(まあ、私もそうでしたよ)

なんで自意識過剰かと言いますとね・・・

人間の持っている脳の特性なんですよ。
今の状況がどんなものだろうが、人間は必ず慣れるんです。

「いや。おれはめちゃくちゃのんべえだったから」

とか関係ないんです(^_^;)

あなた(昔の私)だけが特別なわけないんです!!!

例えば、

今あなたがスマホを使っているとして、最初は

「こんなの嫌だ」

と思っていた人もいますでしょ?

でも慣れるんです。

何でかというと、

人間にはホメオスタシスと言われる機能が備わっているからなんです。

ホメオスタシスは日本語では恒常性維持機能と呼ばれます。

人間は今の状態を維持したい、という欲求が働くんですよ(^_^;)

で、

それが今の状態が望ましいか望ましくないかは関係ないんですよね。

とにかく、

=今の状態を維持したい=

という気持ちが働く。

その欲求がよくも悪くも人間には作用するんです。

だったら、この作用を逆に使ってやればいいんだけなんですよね。

禁酒・断酒をして、後悔している人はいない。その真意はまさに人間の持つ本能欲求がなせる業なんです。

そんなわけないじゃない、と思うあなた。

あなたが人間である以上、必ずそう思う日が来るんですよ。

そう思って今日も禁酒・断酒に励みましょう♪