不治の病と言われているアルコール依存症。
なんかそんなことを聞いたら絶望感が漂うんですが、
酒飲んだらまた戻っちゃうよってことだけなんですがね。
治らない=人生終わる?
私ももちろん思い切りその心境でしたので、気持ちはすごく分かりますよ。
人生終わった気がしますよ汗
一口でも酒を飲んだらまた元のアル中に逆戻りなんて言われるとね。
禁酒・断酒当初は、
酒をやめたい→一滴でも飲んだらあの頃に逆戻り=人生終わった
って思ってました(;^_^A
ところが違うんですよ。
無理をしているわけでもなんでもなく、
冒頭でも書いているように、
飲んだらまた元に戻っちゃうよってことだけなんですね。
酒飲みの大前提に、
=人生において酒は飲むもの=ってのが入っているんですよ。
だから苦しいなって感じるんです。
一昔前の常識であれば、
「その苦しさに耐えろ」
ってことを言われ続けて、耐えながら死んでいくというこれまたせっかく一回きりの人生で楽しめないという感じがあるんですが違うんですよ。
スマホでた時驚いたでしょ?
ルンバでた時すごいなって思いましたよね!?
ああいうものを作るために、世界では思いっきり脳の研究をしてきたんですよ。(今も尚)
その結果、
脳には我々が思っているような常識とは異なることが山ほどある
ということが分かっているんですね。
脳科学を日々勉強&教えている元超絶のんべえという稀有な私の立場から言わせてもらっても、
=アルコール依存症は治らない=
とかそういう問題ではないのですよ汗
アルコール依存症が治らない
っていったい何を指すのかというと、
文字通り酒に依存し続ける
ってことですよね。
でも、酒ってマジで要らなくなるんですよ。(脳の可塑性)
じゃあ、アルコール依存症じゃないんじゃないですか
って話でしょ?
その時、のんべえは
「違うんです。一杯でものんだらまた逆戻りなんです」
っていうんですが、だからそういう問題ではないんですよ汗
別に無理しているわけでもなんでもなく、
その一杯が要らないんだからアルコール依存症じゃないでしょ?
って話。
ドラッグ文化にいたので分かること
留学してたんでね~ぶっちゃけ酒よりもハードなドラッグの文化にも触れているんですよ汗
酒よりハードと思われるドラッグですら、いとも簡単にやめることができるんですよ。それ自体を摂取したいと思わないんです。
コカイン依存症の人が、
「おれは一回でもコカインを摂取したらまた元通りになるんだ」
って怯えていたらどう思います?
いや、コカインを摂取する前提をやめりゃいいじゃん
でしょ(;^_^A
アルコールも全く同じこと。
酒飲む前提で考えているから、怯えることになるんですよ。辛い、苦しいと感じるんですよ。
大前提を変えてやるんです。
脳は可塑性といって変化するんです。一昔前は脳は変わらないと言われていたようですが、
変わるんです!
あなたは最初から酒が好きではなかったはず。でも今は、酒を好きすぎて依存レベルにまでなった。
脳が、変わっているからですよ。(脳の可塑性)
で、依存レベルまでいった私は、現在酒に対して何一つ我慢することなく無の境地。
脳が変わったからです。(脳の可塑性)
酒関係ないですが、
初めから離婚しようと思って結婚している人なんていないのに、いまや3割が離婚する時代。なぜですか?
脳が変わったからです。(脳の可塑性)
彼女、彼を見て、心地よいと感じていたものがそうではなくなったんですね。
あなたが思っているより脳って変わるんです。
なぜか酒だけは特別に扱っている感がある日本人ですが、現代の最先端の科学から考えればすべて同じです。
アルコール依存症ってあなたが考えているほど、難しいものではないかもです。