いただいたコメントに、
飲んだくれが永久に酒を求めさまよい飲んでいる状態は、まさに生きるしかばね状態ですね
というものをいただきました。
もちろん楽しく飲んでおられる方(私の父をはじめ(笑))もいるので、全員ではないのでしょうが、
少なくとも私の飲み方(多分あなたも!)ではその可能性が高そうですよ。
酒を飲んで死んでいる
先日書いた、末期がんの叔父の話。
↓
最期の半年ほど、起きたらまた薬で眠らされて(昏睡状態)、また起きたら薬で眠らされて
を繰り返していたそうで・・・
起きたら、体中が痛いかったり気分が悪かったりするからそうしていたようなんですが、
要するに、
意識戻ったら眠らそうね(昏睡状態にさせる)
って処置だったんですよね。
ガンに関わらず末期の患者にはあるといえばある話のようです。(緩和ケアという言葉もあるくらいですからね・・・)
おじさんにはお世話になったんであいさつしたり、話をしたりしたかったんですが、
何せ起きたらまた眠らされるから、ほとんどまともに話をすることができなかったんですよ。
わが叔父のことながら、生きているか死んでいるか分からない状態でした。
まさに、全く同じことが私ののんべえ時代に起こっていたことでしょう。
起きたら(酒が切れたら)酒を注入して、頭をぼやかして、意識を飛ばす。
基本的にはこれの繰り返しでした。
生きるしかばねとは、まさに私のようなことを言うのかもしれません。
酒が切れてせっかく思考できるようになった時間も、思考する先は
どうやって飲もうか?誰と飲もうか??
ってことが最優先。
それ以外にやることないの?
ってくらい頭の中が酒酒酒。
我がことながら、文章を書いているだけで悲しくなってしまうような日常を送っていましたね。
振り返ってみると・・・
周りの人には、おちゃらけながら
「ずっと酒のことばっかり考えて生きてますわ~」
って当時は言っていましたし、事実なんですが、
悲しすぎでしょ(;^_^A
生きているって言わないでしょ
って自分の酒飲み時代の思考&行動を振り返ると思います。
起きたらまた薬を盛られていたおじさんと何ら変わらない私の酒飲み時代。
もうすぐ酒やめて2年が経ち、全く酒を必要としなくなった私が、自分の飲み方について分析しはじめています・・・
今のところ分かっていることは、
俺の飲み方は生きていたとは言えない&人生のはやめで気づいてよかった~
です♪
生きるしかばねだった私が見事に復活し、素面で考えてます。感じてます。
これが生きているってことなんだな、
って心から感じることができています♪