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禁酒・断酒してもリラックスできる

秋が深まってきていますよね♪(2017年10月初旬)

禁酒・断酒して二回目の秋がやってきています。

昨日いつものように外に散歩にいきました。
毎日犬の散歩に行く時、100%ビール片手に散歩していたのでビール無しの散歩なんてありえなかったんですが、
ふと

「うわ~秋の夕暮れ気持ちいいな!あれ、リラックスできているぞ」

って気づきました。

禁酒・断酒したから分かる 自分の異常性

今考えたら異常だし、確かにそういう目で周りを見渡しても
ビール片手に犬の散歩している人なんてみたことないですが、

=もう酒がないとどうしようもなかった=

っていうのが正直なところですよね。

犬の散歩なんで、基本的には誰とも話さずにもくもくと歩くわけですよ。やっぱりビールがないとリラックスできなかったり、楽しいと感じなかったりしていたんですよ。

禁酒・断酒して、もちろん犬の散歩もずっと行ってますが、

=なんか物足りない感じ=

はずっとありました。

で、ふと昨日、秋の夕暮れ&風を感じて

「あれ、俺酒無しでリラックスできているじゃん。あの頃以上に」

ってふと思ったんですよね(^^)/

マインドフルネスの先生をしていることもあり、すぐに脳の仕組みからその作用を考察してしまうんですが、

結局のところ=条件づけ=

なんですよね(^_^;)

有名なパブロフの犬でも言われているように、

(知らない方に簡単に説明すると、犬に餌をあげる時にベルを鳴らしていると、犬はベルが鳴るだけで唾液がでてくるという反応を示すというもの。ベルがなって唾液が出るということなんて生まれたばかりの犬ではありえませんが、訓練し、関連付けられるとそうなる)

何回も訓練してその反応が定着すると、当たり前になるんですよ。

私で言えば、散歩の時にビールの缶を持つってだけで楽しい(つまりドーパミン分泌)という条件付けがされていたんですよね。

散歩中ビールを持つと楽しい

⇩(これがひどくなって)

散歩中ビールを持たないと楽しくない

⇩(これがひどくなって)

散歩中ビールが無いなんてありえない

という状態に陥っていたんですね(^_^;)

大酒飲みのあなたは‘散歩‘の部分を‘人生‘に変えてください(私もでしたよ(笑))

どんどん条件付けが厳しくなっていって、それがないとあり得ないという状態、別の用語で言えば依存してしまっている状態になってしまっていたんですね。

禁酒・断酒してもリラックスできるし、楽しいよ

で、このことが分かれば、

当然逆の条件づけを行うこともできる、ということが理解できます。

酒がないと散歩が楽しくない

酒がなくても散歩が楽しい

散歩は楽しい

という状態に持って行ってやればいいんですよね。

とはいうものの、一年前の散歩を思い返してみると、あまり記憶にないくらい虚無感でいっぱいだったと思います。どこかいつもドキドキしていて、なぜか不安感に苛まれて、慢性的にアタマが痛い。
参考記事⇨最も恐ろしいステージ3=壁期=

最も恐ろしいステージ3 壁期の詳細

これを超えなければなりませんがね(^_^;)

で、これを超えると、

確実に脳は今の状態に慣れようとしてくれるんです。

まあ、そりゃそうですよね。
酒飲む前、別に酒まずいしいらないって思ってましたし。子どもの頃、酒なくても十分楽しかったですし。

それがいつの間にか、酒ないと楽しめない体、脳になっていってたんですね・・・

まさに合法ドラッグという名がピッタリですが・・・

で、その合法ドラッグからの依存を克服する(つまり今日で言えば条件付けを変える)と・・・

今日の記事、

昨日、ふと夕暮れを見ながら、きれいな~なんて思っていたら、

「あ、これビール一杯目飲んでなんかリラックスしている感じと一緒や」

って気づきました。

になるんです!!!

禁酒・断酒して1年と3か月目。私の体も脳も完全に元にもどりつつあります♪そして脳の作用で言えば、一日経つごとにさらに楽しい気持ちになるようにできているんですよね。

だから、これからの人生にさらにウキウキしているんです☆だってどんどんドーパミンが勝手に出てくるから(^^)/

禁酒・断酒しても、十分リラックスできるんですよ♪